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2.192026
ネタ代で終わったはずの物置事件、その“しっぽ”を見つけた話
先々月に書いた、物置詐欺のコラム。
簡単にいうと、
相場より少し安い新品の物置を見つけて購入送金したら、
「在庫切れ」と言われ、
返金手続きの名目でLINEの画面共有に誘導され、
危うく高額送金させられかけ、被害最小限とはいえ代金分はしっかりサギられた――
といった内容だ。
詳しくはバックナンバー12月18日公開の
「エクソソームの効果持続!その後の展開はまさかの!?」を
読み直して頂きたい。
あれは、私の中ではすでに
「ネタ代」として処理済みの出来事でした。
ところが。
話は終わっていなかった。
⸻
きっかけは、
私の個人所有でメルカリ販売中の大物釣り用リール。
そこそこ高額。
長期“さらし”状態で、
相場よりやや強気価格で出している、
自分でも忘れかけていた出品物。
そこに、本日問い合わせが来ました。
「他を調べると、半額のところがあります。
値引きできませんか?」
ふむ。子供だましレベルの交渉かな?
私は釣りに関しては多少の知識がある。
このモデルが、そんな簡単に半額になるはずがない。
むしろ思った。
そんな不届き、いや素人販売者が本当にいるなら、
私が買ってセドリしたろか。
だって古物商だもの。
返答する前に、
一応ちょっと調べてみるか。
軽い気持ちで、他の販売状況を検索。
すると――
確かにありました。
私より、半額。
全く同じモデル。
安すぎる。
そして、写真を拡大。
説明文を読む。
……あれ?
これ、私の写真だ。
私の文章だ。
まぁ、私のページをコピペして、
それに利益を載せてネット上でオートマチック転売なら、
まだ理屈はわかる。
しかし。
それは、利益を載せるどころか、
むしろ半額。
そしてそれは、
メルカリのような正規販売サイトではなく、
独自の販売HP。
支払い方法は銀行振込のみ。
・・・・。
これは、まさか。
以前、私が物置代を“寄付”した、
あの詐欺グループの
しっぽではないか。
相場より少し安い、ではなく、
今度は堂々の半額。
もし問い合わせをくれた人が、
本気でそのサイトを信じていたら。
あの時の私と、
同じ道を辿る可能性は、ゼロではない。
まぁ正直、
私はあの時の怒りを執念深く持続させていた訳ではない。
どうせ追っても分からないほど、
きれいにページごと姿を消されたし。
しかし今は、状況が一変した。
時代劇ドラマならこうだ。
「ぬはははは!
飛んで火に入る夏の虫とは、
まさにおぬしのことよのう!
やろうども!やっちまえぃ!」
……そんな展開だ。
さて。
ここからどうするか。
前回は、被害者で姿をくらまされた。
今回は、気づいた側で目の前にいる。
消費者センターに任せるか。
警察のサイバー窓口におとり捜査を提案するか。
それとも別の手があるのか。
ここは一度、マリンに相談して、
どう料理するか決めようと思う。
これが、たった今の状況だ。
今日は時間がない。
明日以降に動こうと思っている。
ここは正義の剣を振り下ろすべきではないかと。
来週のコラムでは、
何かしらの結果が出ているでしょう。
あまりにつまらないオチなら、
内容は変えますが。
それではまた明日、
市場でお会いしましょう。

