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LCC(格安航空券)のお話

 先日のタイ出張ではコストを抑えるために飛行機はLCC、いわゆる格安航空会社を使いました。このLCCを使うとJALやANA等の正規航空会社(?)と比べると3分の1位の価格なのでコスパ重視の方には超お得ではあります。が、様々なリスクは3倍以上あり、海外旅行にそこそこ慣れたツワモノじゃないと痛い目をみます 笑。はっきり言ってスムーズに滞り無く旅が終わる事はほとんど無いので「LCCチャレンジ」なんて言い方をする方もおり「旅は何かしらのトラブルがあった方がいい思い出になる」なんて方には持って来いのツールになる事でしょう。先日私がLCCチャレンジをした時、羽田空港のチェックインカウンターにて1時間程の受付を済ませやっとチケットを発券され(正規航空会社なら数分で済むが)飛行機に搭乗し着座してすぐ離陸時間となったが30分経ってもドアすら閉まらない。私はタイへ向かうがベトナムで格安航空券ならではの乗り継ぎがあったのでちょっと焦る訳です。まぁこの飛行機が遅れたら次の乗り継ぎ便は飛ばずに待っててくれる・・・の考えはLCCには通用せず、その場合は「運が悪かったね」で済まされてしまいます。ベトナムでの乗り継ぎ時間は120分しか無かったので定時で羽田を飛んでも結構慌ただしくなる覚悟だったがこの飛行機は60分が経ってもまだ飛ばない。私以外にも乗り継ぎの外国人客が大勢いた様でわかりやすい感じで皆イラついていた。飛行機会社もそんな時の為か離陸前の機内では大体その各飛行機会社の癒し系のテーマソングが流れいるが他の乗客は癒やされるどころかむしろ舌打ちが止まらない。そして一つの法則に気づいたのだが、その曲のサビの部分で必ず数名が舌打ちをしていた。基本的にベトナム語の歌詞だから聞き流していたが、よくよく聞くと何度も繰り返すサビの部分だけは英語だったので注意して聞き取ると「I can fly ~ I can fly ~ アイキャンフラーイ♪」と連呼している。なるほど!多くの乗客は頭の中で「You can not fly !!」とツッコんでいたのだ 笑。
ツッコミに国や人種は関係ないって事が勉強になる・・・そんなメリットがLCCにはありましたとさ。 めでたしめでたし。

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