本日はフィリピンよりお送りしております。私は今週市場をお休みしタイに出張なので、安いが不便なフィリピン乗り継ぎを活かし、せっかくなのでたまたま滞在中の身内を頼り数日間立ち寄ってる訳です。なのである意味フィリピン旅費はただみたいなもん。
　さて、日本での出国時は当然飛行機に乗ること自体が時期的にちょっとビビってしまいJALの様に事故対応にも優れた正規航空会社ではなく去年に予約していた恒例のLCC（格安航空）である。家族にも日の丸特攻隊員として最後の別れでもするかの様な挨拶になってしまう。いざ飛行機に搭乗しても、離陸前のCAさん（昔で言うスチュワーデス）による緊急時の脱出方法の説明はほとんど聞かないが、今回ばかりはしっかり聞いてしまう。他の乗客を見回しても皆同じで「ここテストにでるぞー」と先生に言われた勉強熱心な生徒達の様な光景で緊張感が広まっている。このドキドキ感だけで言ったら絶叫コースターよりずっとハイレベルだ。なんだかんだで無事フィリピンに着き、こちらも恒例の格安ホテルにてチェックイン手続きをする訳だが、手続き中の数分間で体中蚊にボコられ格安ホテルの洗礼を受ける。その後少し時間が出来たので街の怪しい薬局の様なところに行き虫除け対策グッズを探すが海外製なので良くわからないので店員にまたまた恒例の片言の英語で問い合わせると虫避け商品が高価なものから安価な物まで数種類あり、強さ別でも違う様だ。昔海外の薬関係には苦い経験があり、食あたりをし下痢止めを買い服用したらしばらく便秘で苦しみ、ゆるい国の日本製と違い海外製は容赦無い強さがあるって事を記憶していたので、ここは一番効果の弱い格安の足首バンド式の物を用意してもらい、早速装備しホテルに戻り蚊地獄のカウンターで預けていたカギを受け取る訳だがそのちょっとした時間で、よりによって足首付近を含めまた数カ所を蚊にさされる。どうやらこれは容赦ない無効力アイテムだったのでまた薬局に戻り、今度も格安だが最強製品のウェッティなリストバンドタイプを用意されたので装備し直したところ、これは蚊どころか人すら近づかないであろう強烈な刺激臭がしたが今度は蚊地獄カウンターも無敵状態でクリアした。が、直接素肌に巻いてはいけなかったのか知らんが巻いた手首が数分後には金属アレルギーの様にカブれ、かゆくなってきたのでこれも私の中でJISマーク無し。どちらも「虫除け付けたらかゆくなる」ってことわざにでもありそうな出来事。
　「海外✕格安」・・・この組み合わせは話のネタが付きなくて、ある意味オイシイですわ　笑。さて、来週もタイでのハプニングに期待できそうです。
　では明日は私は不在ですが皆様、ご来場をお待ちしております！