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やばい中華料理を食べてみた

前回のコラムでは、知り合いの中国人に私のグルメ舌をディスられ、池袋の怪しいエリアにある、日本人の知らないガチガチの現地仕様中華料理店に案内され、そこに乗り込む直前の予告編で終わりました。(これまでのバックナンバーはホームページから見れる様になりました)今回はその報告です。
結果から言うと、よっぽどのゲテモノ好きかドMの方には超オススメです!まず店内に入ると印象的なのは、日本人と日本語はメニューも含めて全く存在しないことでした。そして私がメニューを見ても分からなかったので、すべてその中国人にオーダーをお願いしました。マニアックな物を中心に。
では早速、日本の中華料理店ではありえなかった実食済の一部を報告します。…が、名前は全て分からないので勝手に私が【】内に命名しています。
■見た目は、鶏肉をぶつ切りにしてカラッと酢豚風に仕上げた変哲もない料理。美味しかったですし、精力増強に良いとのこと。 【ウシガエルの甘辛あんかけ】
■コストコの鳥まるごとグリル「ロティサリーチキン」かと思いきや、獣臭を香草でやわらげた丸焼きで、精力増強に良いとのこと。 【平和の象徴 鳩の丸焼き】
■見た目は、特大アーモンドを野菜とピリ辛に炒めた前菜料理。アーモンドと思いきや中はドロ?食べて絶句したが、精力増強に良いとのこと。 【特大サナギのピリ辛炒め】
■形的にはカニ爪コロッケ?中国人はパクっと一口食べ爪の部分を小皿に吐き出し「目の周りが美味しい」と意味不明のコメント。食べて絶句だが精力増強に良いとのこと。 【鶏頭の香草焼き】
■見た目は何だかわからないが、ピンポン玉ほどの丸い物体に香草をまぶし串に刺して焼いた物。食べて絶句したが精力増強に良いとのこと。 【生まれる直前のヒナ串焼き】
…とまぁ、これで全てではないですが、いかがでしたか?ごく一部の人には食欲が湧いてきたのでは?結論、食材に対する「これは食べてはいけない物」といった日本人の先入観が無ければ、本当に美味しい味付けであり、中国の人に愛される本格中華料理だったと思います。私的には最後まで絶句の連続で、中国スタイル特有の乾杯(発声後に一気飲み)が続きましたが、こちらの得体の知れない酒も精力増強に良いと。「なんでも精力増強かーい」とのツッコミもしましたが、実際それから数日間、彼の予告通り私はいろんな意味でとても元気になり、なぜ中国は15億もの人口がいるのか、そして日本の少子化問題の解決糸口は本場の中国料理を食べれば解決するのではないかといった私なりの下ネタ的仮説が完成したところで本日はおしまいとします(笑)。
追伸:今回の中華料理は北部の郷土料理で、中国人の彼には私に対するイタズラ心も少しあったとか(笑)。また、今回一人では勇気がなかったので半強制的に連行した当会会員の◯◯◯ンさんと◯田さん、ありがとうございました。その後は元気ですか?具合が悪いですか?
そんな訳で五十を超えた割には最近肌つやが良いと言われる私ですが、明日も元気にお会いしましょう!

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