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実録!タイで起こった2つのハプニング

 タイで10日間の長い出張の為、そろそろホームシックになってきた時の話。日中の新店舗物件の視察を終え自分の良い仕事に酔いしれついでに夜は少し羽を伸ばしご褒美に今度はお酒で酔おうかなと。パタヤにはバービアと呼ばれるいわゆるビールバーがあり、カウンター越しに女の子と話せるシステムだ。ビジネスパートナーの誘いだし、英会話の勉強にもなるからという大義名分により、妻に対する罪悪感も少し緩みながらも、鼻の下も少し緩み会話を楽しんでいると・・女の第六感だろうか、そんな時にかぎり妻から電話が入る。まぁそこまでやましい事があるわけでも無いが、とりあえず席は離れ電話に出る。すると「ちょっとあんたさぁ」といつもと雰囲気が違う切り出しで話し出す。バレてる訳無いよなと焦りつつも「えーと・・なにか・・?」と冷静をとりつつ答えると「今どこで何してんの?」と。妻が葉っぱをかけ私の第一声に不審を感じたのか、それとも何かで知りスマホのGPS追跡でもされたのか、何はともあれバレたっぽいのでここは正直に答える。「女の子がいる店で飲んでます」と。すると「女ぁ?そうじゃなくてどこの国にいるの!?」とおかしな尋問が始まる。家をでかける前にいつも通りタイに出張だとは伝えているはずだ。妻は続ける。「ブラジルで何してんの!?」と。流石の私も妻に地球全体を使った規模の嘘はつかないしそこまでの器では無い。妻は更に「ブラジルでしかも26万で何買った?」と。話しているうちに、どうやら妻のクレジットカードの家族カードとして所持している私のクレカ情報が知らぬ間に盗まれ、ブラジルで悪い人がそいつのスマホと私のクレカを連動させ、悪用された様だ。最近はこの手の詐欺が横行されている様で、その様な利用があるとクレカ会社より、この利用に覚えがあるか的な内容が直接契約者である妻に連絡が行ったらしい。楽しく飲んでいたが鼻の下の緩みも戻り、女の子には緊急事態宣言を告げ店を後にし、国際電話でクレカ会社に事情を話したところ、どうやら詐欺対応の保険が適用され、私の被害は女の子と飲んでいた事を無駄に明かしてしまった事以外は無かった。妻による、旦那がブラジルに行って爆買いしてる説、の誤解は解けたものの、妻からの「では引き続き楽しい夜を~」の最後の言葉に対し、私のホームシックも解けてちょっと家に帰り辛くなったのは言うまでも無い。男は家族の為に働き、そして様々な事情があると言うことを、これを読まれた世の奥様方に理解して頂ければと・・・無理か 笑。

 皆様もクレカ詐欺と妻への余計な報告には気を付けましょう!
 では明日の市場でお会いしましょう!

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