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嫁が歯向かってきた話

 ある日のドライブ中、助手席の嫁が突然、「いつも気になっていたんだけど、あなたの運転は走行時に左寄りすぎて怖いんだけど」と私より20年も運転暦の短い嫁が上から目線で指摘してきた。しかし私は自信ありきで反論する。なぜなら昔教習所で、真ん中を走りがちな私に対し鬼教官にこっぴどく矯正された記憶が残っているからだ。記憶も満を持して嫁に「いやいやいや、キープレフトって教習所で習ったでしょ?キープレフトは勤労、教育に続く国民の三大義務の一つだよ」と冗談混じりで返すと、嫁からの「それは納税や」的なツッコミは無くまた反論。「キープレフトは習ったけど、それは左側に寄って走れではなく、車線の真ん中をキープしつつ左側を意識したり、高速2車線では左車線をキープしろって意味だと教わった」と免許を取って数年しかたってない嫁は言う。その後も「巻き込み事故を防ぐ為にも左に寄って2輪車に入り込ませないって昔から決まってる」とか「それは昭和の教えで巻き込みを防ぐ為にも現代交通社会では左に寄らないと習った」等々、私と嫁の『走行時は左に寄る寄らない論争』は終わらなかったので、とうとう嫁がスマホでグーグル裁判官に判決を求める事に。その結果、私は見事に敗訴となった。そう、どうやら交通ルールも知らないうちに結構変わっている様だ。つまり、現代の交通社会では左に寄って走っていると昭和ドライバーだって事が後ろの車にバレてしまうのだ。嫁
は勝ち誇り、「あなたに必要なのはキープレフトよりアップデート 笑」と・・。明日の市場では、現代道交法の知識力にとどまらずトークでもボコられてしまった私に同情してくださる昭和世代の同志様がいらっしゃいましたら、明日は傷の舐め合いトークをしませんか? 笑 
では明日は市場で舐め合いましょう!

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