入荷情報

出張料理人タカシ大将、タイで「切腹」パフォーマンス!?

今回も私はタイ現地のお店視察で訪れたのだが、その傍ら、会員さんも食べた事のある方が数名いらっしゃるが、ヒラノ君に紹介してもらって以来、私が押している出張和食料理人がおり、そのタカシ大将の料理は日本人には大絶賛であるが、私の遊び心もあり、タイでの和食料理の可能性を探る事も目的の一つだ。タカシ大将と共に訪れた会場は高級住宅でのホームパーティーをちょいちょい行なっている現地人の友人宅だ。 しかし、この旅はグルメ視察というより、血と笑いの波乱万丈エピソードとなった。
出国前、大将はうっかりハサミで小指をザックリ切るという料理人らしからぬ失態をやらかした。出国までに止血は間に合ったものの、痛い小指が残っている。その後のタイ到着後も準備は順調に進み、地元パタヤの新鮮なシーフードを使った見事な和食コースを準備するなど、彼のプロ根性は本物だった。運命のホームパーティー直前、私は大将に英気を養ってもらうが如く、タイマッサージ店にて手足のマッサージ施術を案内した。マッサージをされる方はご存知かもですが、手の指を一本一本引張りパチンパチンと音を鳴らす施術があるのだが、施術師のおばちゃんは大将の小指の絆創膏は全く気にせず・・・・。大将の悲鳴が店内に響き渡り、私の心は絶望と爆笑のスクランブル交差点となる。こんな満身創痍の状態で挑んだパーティーだが、なんとか止血は間に合ったものの、あるゲストがタカシ大将の指の傷に気づき、「なぜ指を切っているんですか?」と質問。ここで大将、料理人としてのプライドがあるのだろう。「これは日本で言う「切腹」のようなもの。料理に魂を込めるため、気合を入れたんですよ」と、まさかのドヤ顔で言い切ったのだ。会場のゲストは通訳のコメントを聞き終えると「Oh!harakiri harakiri!!」と盛り上がっていたので、彼はそのまま通していたのだ 笑。そんなハプニングにもかかわらず、大将の和食コースは大好評。参加者全員が「本物の日本の味」と感動し、イベントは大成功となった。今回の会で和食と日本文化の素晴らしさを私的にも再確認でき、この勢いならタカシ大将の出張料理はタイでもブレイク間違いなしだが、私の本業はイベント屋なのか中古屋なのか自問する今日この頃である 笑。それでは明後日帰国後に市場でお会いしましょう!

ページ上部へ戻る