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「どの面下げて偉そうな事を語っとんねん」と言われそうな話

気づけば、もう2月に突入している。ついこの前、「明けましておめでとう!」なんて言っていた気がするのに、気がついたらお年玉の余韻も消え去り、1月があっという間に終わっていた。
これって、単なる錯覚だろうか?いや、私はそうは思わない。**1ヶ月が早く感じるなら、当然1年もあっという間に過ぎ去るのだ。**そしてこの「時間が早く過ぎる感覚」は、年齢を重ねるほど加速する。50歳の今、それを痛感している。
なぜか?それは、1年という時間の“人生における割合”がどんどん小さくなっているからだ。50歳の私にとって、1年は人生のたった2%。でも、5歳の子どもにとっては**20%**に相当する。この差が、時間の感じ方を大きく変える。子ども時代の夏休みが永遠に続くように思えたのは、人生の大きな部分を占めていたから。今や、1年がまるで「おまけの付録」みたいにペラペラと薄く感じるのも無理はない。
さて、ここで話は少し変わるが、先日参加した、今やなかなか機会の少ない結婚式でふと思ったことがある。最近の若い人たちは、「いつか結婚しよう」「そのうち起業しよう」なんて考える傾向がある。でも、実際にはその「いつか」はなかなか訪れない。結婚も、起業も、子育ても、準備万端でスタートできることなんてないからだ。
人は環境によって成長する。
結婚してパートナーと家庭を築けば、その関係性が自分を家族の“長”として成長させてくれる。社長も同じで、社長になった瞬間に完璧である必要はない。むしろ、そのポジションに立ったことで、求められる役割に自然と成長していくものだ。
よく人生の大きな選択において「準備が整ったらやる」と言う人がいる。でも、そんな準備は永遠に整わない。だからこそ、迷ったらGO! これを口癖にしておくだけで、人生は思った以上に前に進む。1ヶ月があっという間に過ぎるなら、1年だって一瞬で過ぎ去ってしまう。その“迷っている時間”こそが、実は一番もったいないのだ。
…と、ここまで偉そうなことを言っておいて、実は私も“踏み出せなかった人間”の一人である。思い出すのは、YouTubeがまだ誰も知らない頃。私はその存在をいち早く知っていた。「これ、自分でやったら面白いんじゃないか?」と閃いたものの、気づけば日々の忙しさに流され、手を付けないまま時が過ぎた。そして今や、YouTuberという職業は大ブレイク。もしあのとき踏み出していたら、私は今頃ヒカキンくらいにはなっていたかもしれない(いや、さすがにそれは盛りすぎか)。
結局、人は誰でも「そのうちやろう」と思いながら、気づけば年を重ねてしまうもの。だからこそ、今日の私も、そしてこの記事を読んでいるあなたにも言いたい。
「迷ったらGO!」
今、この瞬間に踏み出すことが、未来の自分を大きく変える一歩になるかもしれない。YouTubeの二の舞にならないように――私自身、この言葉を胸に、次の1ヶ月、そして1年を歩んでいこうと思う。
以上です。・・が、今回はなんも笑いの無いコラムになってしまったので、最近友人から聞いた小話のおまけ。
友人がオフィスで窓近くに座っていた同僚の外人にカタコトで「プリーズ、クローズ、ウィンドウズ」と言ったら「OK」と言って首をかしげながらパソコンの電源を落としたらしい。
さて、明日も皆様、市場でお会いしましょう!

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