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人生で一番贅沢なタコ焼き降臨!?

たこ焼きって、なぜあんなに急に食べたくなるんでしょう。
冷凍庫にストックしてあるやつでも十分おいしいのに、屋台の前を通ったときのソースの香りとか、青のりとマヨネーズのあのコンビネーションを思い出した瞬間とか……あの魔力、あれはもう、どうしようもないです。

そもそも、たこ焼きのルーツってご存知でしょうか?
1935年、大阪・会津屋という店で生まれた「ラジオ焼き」が原型と言われています。
中には牛すじやこんにゃくが入っていたそうで、タコはまだ登場していませんでした。
「ラジオ」という名前は、当時の最先端カルチャーの象徴。つまり“イケてる屋台飯”という意味です。
それがあるとき、誰かが「これ、タコ入れたらもっとウマいんちゃう?」と言い出して、現在のたこ焼きになったというのが通説。

たったひとつの食材変更が、ここまで人類の幸福を底上げした例も珍しいと思います。

……で、そんな「たこ焼き欲」が高まってきたところで、ここからが本題です。

明日は第5週目のイベントウィーク、湘南オークションの会場で、スペシャルなたこ焼きを振舞います!
予定では500個。でも、焼き職人の目標は700個!
やるからには本気です。縁日ばりです。

今回のたこ焼き企画の発端は、会議中の会主の何気ないひと言──
「次回のイベント、たこ焼きやらない?」
その場で、イベント部の私と武ちゃんは「な、なんとかします……」と返事をしてしまった。
そこからすべてが始まりました。

でも、やると決めたからには本気です。
先ずは古物商なのに、新品の業務用たこ焼き鉄板を買いました。
この時点で、もう気持ちは後戻りできないところに突入していたと思います。

そして、なぜスペシャルタコ焼き?それはまず今回使うタコがまたすごいんです。
三陸・釜石の国産高級タコ。
明石・瀬戸内・三陸といえば、タコの三大ブランド。その中のひとつ。

このタコは、震災時に私の兄が支援を通じて繋がった釜石の漁師さんから、特別ルートにて分けていただいたものです。
宮城で釣り船とレストランを営む兄の店では、このタコが刺身で提供されていて、先日とあるインフルエンサーが感激しSNSで紹介されたのをきっかけにそれ目当てで行列ができたほどの人気商品。
そのクオリティのタコを、あえて焼きます。
「刺身で食べるべきでは…?」という声が出てもおかしくありませんが、
タコ焼きにしたら美味いのは間違い無いと思われます!

そしてなんと!焼き手は元・銀だこ名職人で、現EXスタッフの方です。

今回は、会員の皆さんへの日頃の感謝も込めて、湘南オークションの会場で無料にて振る舞わせていただく形にしました!
※ビールは有料ね

さて、そんなたこ焼き、いくらの価値になるのかという話ですが──
普通のたこ焼きは1パック(8個入り)で600円とか。
でも、国産の高級タコを使って、銀だこ職人が焼いたたこ焼きとなれば、1パック1200円以上で売らないと計算が合いません。

なんだかんだで、700個焼くことができたら──
ざっくり10万円相当のたこ焼きを振る舞うということになります。

もはや、粉モノに擬態した高級海鮮。
彦摩呂だったら「これはもう、三陸の高級旅館が口の中でチェックインや〜!」って叫ぶと思います。

というわけで、是非明日は人生で最もハイクオリティのタコ焼きをご賞味あれ!

それでは明日、市場でお待ちしております!

以上、タコブツの話をするコツブ商でした(笑)

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