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らんど和智バチ当たり絶賛継続中

先週、「尿管結石で地獄を見た話」をコラムに書いたところ、周囲から思いのほか反響がありました。

「痛みの表現がリアルすぎて笑えなかった」
「ブラジリアンワックスより痛いって…そこ比べる!?」
とまあ、温かいツッコミもいただきつつ、無事退院。

で、そのわずか数日後。
なんとかドクターのOKをもぎ取り、向かった先はタイ。
…ええ、もうすでにバチ当たり感満載ですよね。

とはいえ、これにはちゃんと理由があって、前半3日間は数ヶ月前から予定されていたがっつりお仕事。
会議、商談、倉庫視察。汗だくで動き回って「私は真面目に来てます!」と念押ししたいくらい。

そして後半の2日間は、ささやかなご褒美タイム。
ここ最近、仕事もトラブル続きだったし、入院もしたし、
「よし、せめてこの2日間くらいは癒されたい…」と、いつものお気に入りホテルを予約していたのです。オートロック、プール、24時間フロント、頼めばなんでも買ってきてくれるコンシェルジュ(正体不明だがいつもホテルの近くでバイクにまたがりボーっとしてるおじさん)がついて、一泊2500円程のところだ。

が、まさかの。

そのご褒美タイム前夜から腹を下しました。

これがまあ、壮絶なやつでして。
観光どころか、ホテルのトイレとベッドの往復で、まるでコロナの時ホテル療養を喰らったレベルの監禁感。
トイレに愛着すら湧くレベルで通い詰め、タイ料理の香りにもビビる始末。

で、何が悔しいって私、何度かタイで食あたりを経験してるんですよ。
だから普段は除菌グッズをしっかり持ってくるんです。
ウェットティッシュ、除菌スプレー、整腸剤、虫除けまで揃えて。

…それが今回、尿管結石が怖すぎて、
「また痛くなったらどうしよう」って、
鎮痛剤と水ばっかり気にしてたんですね。

完全に、バチ当たりの準備ミス。
「喉元すぎれば熱さを忘れる」とはよく言ったもんで、
食あたりという“タイ旅行の基本的リスク”をうっかり忘れた自分が情けない。

でもまあ、ひとつだけ救いがあるとすれば、
ネタとしてコラムを書けてるということ。
腹痛と共にやってくる孤独感を、「文章」にすることで昇華できるのは、古物商というより、もはや旅する作家か修行僧かって感じです。

それでも私はまた行くでしょう、タイ。
そしてまたやらかすのでしょう。

だって古物商だもの(みつを風)

それでは本日帰国したので明日、市場でお会いしましょう!

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