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7.242025
先日、私が丸ちゃんとコンちゃんに、
「最近はもう、これとこれの2本立てでビジネス回してるんだよね〜」と、
意気揚々と語ったところ──
ふたりから同時に、
「元々それぞれ私たちが教えたことですよね?」と、
極めてもっともなツッコミを受けてしまった。
…ごもっともである(笑)
今回は、そんな私の“今の仕事スタイル”を支える2本柱のひとつ──
タイミーのすごさと、失敗と、そして可能性についてのお話です。
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「ちょっと明日、人手が欲しいなぁ」
そう思ったその瞬間に、1時間単位で人を呼べる──
そんな夢のような仕組みが、すでに存在している。
それがタイミーだ。
知らない方のためにざっくり言えば、
“スキマ時間で働きたい人”と、“ちょっとだけ人手が欲しい事業者”をマッチングしてくれるアプリサービス。
登録者数はなんと1,400万人超。
日本人の10人に1人以上が使っている計算になる。
だから、1〜2人程度のバイトであれば、場所を問わず、前日でも十分見つかる。
しかも1時間から募集OK。
お互いに評価がつく“ヤフオク評価システム”的な安心感もある。
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リユース業をやっていると、
「来週、急に5人現場に欲しい!」なんてこともある。
そんなとき、タイミーの瞬間的な戦力補充力は本当に頼もしい。
しかも現地集合・現地解散なので、
知り合いや既存スタッフに頼むと発生する“往復4時間の移動コスト”も一切かからない。
現場が北海道でも沖縄でも、呼べば来る。
移動=拘束時間ゼロ。これは革命的。
さらに神仕様なのが、引き抜きOKという点。
私は今、常用スタッフの入口もほぼタイミー経由で済ませている。
面接では分からない“人となり”も、現場で1時間動けばだいたい見えてくる。
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実際、私の元タイミーであった常用スタッフは、最初からトラック運転・配管・解体・伐採までなんでもこなす経験豊富なマルチ職人だったので即戦力として今も活躍中。(これまで新人スタッフに教育投資をし戦力になりかけたらお世話になりました的な事は何人、そしていくら消えてしまった事だろう 涙)
で彼は**名の知れた猟師(ハンター)**でもある。
時々キジを撃ってきてくれて、ジビエ会の食材になるのだが、ぐったりした“仏さん状態”で届くのがまたリアル(笑)
その処理ができる精肉経験者をタイミーで募集したらやはり来てくれた。
こんな**“餅は餅屋”すぎる仕事にも応えてくれる**のが、
登録者1400万人のパワーだろう。
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そして私の変わり種エピソードとしては、
広島まで荷物を運んだ帰り道。
運送会社の見積が高すぎて、自社便で2tトラックを出したものの、私は運転が大嫌いなので片道で力尽きた。
「広島→神奈川 運転してくれる人、時給1200円+交通費500円」と
タイミーにて半分ネタのつもりで募集してみたところ、なんと即ヒット。
「それじゃ帰りの交通費が合わないのでは?」と思う人も多いだろう。
しかし彼は「ちょうど神奈川に帰る予定だったので、時給もらえて帰れるならラッキー」と。
私は助手席で寝るだけ。
完全にWin-Win。
今思えば、最初から往復タイミーにしても運送会社より安かったかもしれない(笑)
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ちなみに、ホームパーティーでも使っている。
ドリンク作り、お話し相手…。
つまり**「時給1200円で盛り上げ役を雇う」**こともできるというわけ。
これが意外と助かるし、なにより楽しい。
しかしその裏側には失敗の経験も多々あり、知らずに“完全アウト”をやってしまった事も。
ある日、都内で会議のあと飲みの流れになり、
「どうやって車を持ち帰ろう…」と悩んだ私は、タイミーで「都内から茅ヶ崎まで車を運転してくれる方」を募集。
意外にもすぐに応募が入り、私は助手席で道案内人として同乗して帰宅。
かかった費用はタイミー手数料を入れても2時間で約4,000円弱。
本来なら運転代行を頼めば2〜3万円。
それがこの金額で済み、「これは画期的だな」とすら思っていた。
──が、あとから知った。これ、完全アウト。
運転代行は二種免許+届け出が必要な事業で、
助手席に依頼主が同乗した時点で**“運転代行業”に該当**。
事故があったら保険は一切おりず、違法行為扱い。
得をしたつもりが、法的には**“やってはいけないこと”だった**と知り、
後から青ざめた。
ちなみに私の知人のつわものは、
マッチング後、会ったらまずこう話すらしい。
「実はこのまま助手席に乗ると違法らしいんですよ」
「だからタイミー案件はここでキャンセルして、今から俺の“友達”ってことで運転お願いできませんか?」
お小遣いも上乗せして、“個人のお願い”として成立させたらしい。どこぞの〇〇新地が法の抜け穴を通ってるのと変わらん気もするが。
※あくまで裏技であって、良い子は真似しないように。
いまの私はコンプラ重視で、車だけタイミーで移動、自分は電車で帰っているが。
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タイミー×ChatGPT=最強の外注タッグ
ちなみに、タイミーの募集にもコツがある。
内容や言い回しひとつで、集まる人の質もスピードもまるで違う。
私はいつもChatGPTに相談して、タイトルから募集内容・注意事項まで一緒に作っている。
「このワード入れるといいですよ」「そこは曖昧にしましょう」など、思いもよらない視点が返ってくる。
今や、タイミーの投稿はほぼChatGPTと共同作業だ。
だからこそ、私の仕事スタイルは「タイミー×ChatGPT」の2本立てで自分のリズムと性格に合うこの形に落ち着いた。
おかげで、コストも手間も最適化され、
圧倒的に“自分の時間”が生まれた。
そのぶん、好きなことを、好きなだけやる──そんなストレスフリーな生き方ができるようになった。
“やりたいこと”が明確なら、もう人も時間も怖くない。
これが今の**「らんど式・令和型ビジネススタイル」**であり、
**自分にしかできないことだけをやる、ゆるやかな“エコモードワーク”**でもある。
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ちなみに私はこれまでに300人以上タイミーで雇ってきた。
成功もあれば、大失敗も少なくない。
だから「使ってみたいけど不安…」という方がいらっしゃれば、リアルしくじり先生として、いつでもご相談ください(笑)
なんせ、引き取り現場はタイミーが輝くステージなのだから。
私はこの二つ、現場対応にめちゃめちゃ乱用してます!
だって古物商だもの(みつを風)
それではまた明日、市場でお会いしましょう!

