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実録!湘オクに他県の刑事が来た話

昨日、突然スイッチが入る出来事がありました。

昼頃、E社のN社長から連絡。

「今すぐ時間取れる?」

私は基本、よほど世話になっている方以外から、理由もなく突然「今から時間ある?」「今夜空いてる?」と言われると、「ありません」と即答するタイプです。

心の中では、

「いやいや、先に理由を言ってください(笑)」
「怖いので、とりあえず断る方向で考えます」

…と、いつも思っています。

でも今回は大変お世話になっているN社長。

しかも、昨日はたまたま二人で予定していた釣りも延期になり、私が陸で暇している事もバレてるし。

「ありますよ。どうしました?」

すると返ってきた言葉が、

「今、湘南オークションに他県から刑事さんが来てる」

……え?

話を聞くと、湘南オークション周辺の防犯カメラについて捜査協力をお願いしたいとのこと。※先に言っときますが当市場や会員さんとは一切関係の無い事件です

どうやら、とある人物の失踪事件。※現在も捜査中につき詳細は控えます

刑事さんが各所の防犯カメラにて足取りを追跡したところ、まさかの県をまたぎ湘南オークション近辺が最後の手掛かりになっていたそうです。〇月〇日〇時〇分頃にイトヨー東側の通りを下って歩いたのが最後の映像と。なので、湘南オークション前の交差点を通る可能性は十分にあると。

「湘南オークション前を通ったのか」
「別方向へ曲がったのか」

そこが大きな分岐点になるとのことでした。

早速、私とN社長、そして刑事さんの3人で湘南オークションの防犯カメラ確認開始。

……こうして、昨日暇となってた私とN社長との間に緊急私設捜査本部が設置されたのである。なにより失踪者の身内の方の気持ちを思うとじっとはしていられないといった感も二人にはある。

まず一番重要な、交差点を映しているカメラ。

しかし残念ながら、トラックが停まっており肝心な交差点が見えない。

残りは正面道路を映す2台のカメラ。

みんな無言で、通るであろう時間帯の画面を凝視。

しかし……

残念ながら聞いていた特徴の有力な姿は映っていませんでした。

刑事さんは、

「ご協力ありがとうございました。この前を通らなかったという事実も捜査範囲が絞れます。」

と丁寧にお礼を言い、その場を後にしました。

私とN社長による緊急私設捜査本部は約30分で解散となったのです。

……普通なら。

しかし、諦めきれなかった「らんど刑事」は、その後も単独捜査を続行。

ふと諦めていた交差点のカメラを拡大して見ると、トラックの隙間から、交差点がわずかに映っていることに気付きました。

「まさか……」

巻き戻し。

停止。

再生。

停止。

すると……

ほんの一瞬。

その隙間から、言われていた特徴の人影が横切ったのです。

私は急いで走りました。

「元本部長、ちょっとご確認を!」

二人で画面を確認。

そして二人とも無言になりました。

「……これ、もしかして重要な手掛かりじゃないか?」

急に、解散したはずの捜査本部が、再び設置された瞬間でした。

特に連絡先を聞いていたわけでもなく、刑事さんはすでに立ち去って20分以上。

ここからは、なぜか我々が“名前も知らない本物の刑事”を捜索する流れとなった。

「そうだ、○○県警に電話し刑事と連絡を取ってもらおう」

我々は、その電話口にてお手柄のリアクション、

「それは有力な情報です!」
「ありがとうございます!すぐ担当刑事と連絡を取ります!」

…みたいな、ドラマのような展開を期待して電話。

しかし現実は違った。

電話口の県警の方は非常に丁寧だったのだが、

「刑事の名前が分からないと、ちょっと…」

みたいな空気で、わりと静かに電話終了。どうやらこの様な案件は報道はされない水面下でかなり多いのだなと実感。

なんとも言えない空気が流れる、私設捜査本部の二人。

すると、N捜査本部長が突然立ち上がった。

「ちょっと行ってくる」

そう言い残し、その場を去ったのである。

私は思った。

おそらく牛乳とアンパンを持って、刑事の捜索へ向かったのだろう。

しばらくするとN本部長、帰還。

「和智くん。俺を誰だと思ってる?」

そう言って鼻息荒く語り始めた。

「時間も○○もない刑事が、この昼時どこにいるか考えたんだよ」

「そしたら、ヨーカドーのフードコートしかないだろ」

その推理は、まさかの大当たり。

なんと刑事さん、本当にフードコートで麺をすすっていたらしい。

そこへ突然現れるN本部長。

刑事さんも、かなり驚いていたそうだ。

そしてN本部長は、スマホでカメラ映像を撮影した“我々の捜査努力の結晶動画”を刑事へ提示。

私は興奮しながら聞いた。

「で!?刑事はなんと!?」

頭の中では、

器をひっくり返し立ち上がり、
スマホを凝視する刑事。

「これは…!!」

と、完全にドラマ展開を想像していた。

するとノブ本部長は、一言。

「・・・・違う人だって。」

……以上。

チーン。

こうして我々は、

「これ以上の有力映像は見つからない」

と判断。

ここに、私設捜査本部は完全解散となったのである。

……たった小一時間ではあったが。

ちなみに、こちらで失踪者の特徴などを詳しく書くことも考えました。

しかし、実際に現在進行形の案件であり、捜査に支障が出ても良くないため、ここでの詳細公表は控えさせていただきます。

とはいえ、

「自分も市場前の通行人の記憶をたどり捜査協力をしたい」

そんな方がもし居られましたら、正式な捜査機関ではありませんが、私か“N元捜査本部長”までお声がけください。

特徴や日時をお伝えします。

・・そして昨夜、私は、寄せばいいのにNetflixで気になっていた「九条の大罪」を一気見。

現在、完全に寝不足です。

しかも作中では、

「捜査本部は解散されたが、個人的な執念を持つ刑事だけが、その後も独自捜査を続ける」

……みたいな展開があった。

そして昨日の○○県警の電話口の人が事件を把握してるんだかしてないんだかの今回のリアクション。

さらに最近のニュースでは、度重なる闇バイトによる強盗事件で、最近は防犯カメラの位置確認や下見から始まるケースも多いという。

それら情報を頭に入れながら、寝不足状態の私は思うわけです。

「なにか空気が不穏だ・・・」

完全にNetflix脳である。

もはや私は、私設捜査員ではない。

“私設Netflix脚本家”として、現在も勝手に妄想物語の展開を続けております。

皆様は、どう思われますでしょうか。

それではまた明日、市場でお会いしましょう!

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