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お見舞いに行ったらロビーで宴会みたいになってた話

昨日、入院中の湘南さんのお見舞いへ行ってきた。

まず最初に感じたのは、改めて湘南さんの人望である。

聞けば、多い日は1日に10人を超えるお見舞い客が訪れることもあるらしい。

それを実感したのが藤沢市民病院の総合受付だった。

私は受付で湘南さんの名前を伝えたのだが、受付の方は慣れた様子で、

「○○棟の○○号室ですね」

と即答。

巨大な総合病院で、一入院患者の名前を伝えただけで病室がすぐ出てくるとは思わず、私は少し驚いた。

そして病室へ向かうと、さらに驚いた。

湘南さんは病室にはおらず、ロビーで数人に囲まれながら談笑中。

湘南オークション立ち上げ当初からの付き合いでもあるエスカンのボスも来ていた。

湘南さんが、

「たまには市場に遊びに来てよ」

と言うと、

「来週か再来週の金曜行くよ」

との返事。

すると湘南さんも、

「じゃあその日は市場行かなきゃな」

と笑っていた。

まずはそんな、いつも通りの湘南さんを見て少し安心した。

さて。

せっかくなので最近のお見舞い事情についても聞いてみた。

すると出るわ出るわ、湘南さんのもとへ集まるポンコツ見舞い人達の話である。

まず最初の人。

湘南さん曰く、彼はお見舞いに来るなり近況報告が始まり、その後も色々な話で盛り上がったらしい。

そして病室に届いていたフルーツを見つけると、

「これ美味いねぇ」

「これも美味いねぇ」

と、うまいうまいとしっかり召し上がったそうだ。

湘南さんも思わず苦笑いし、

「帰れ」

と言ったそうである。

そして帰り際。

最後に残した言葉は、

「ご馳走様でした!」

だったらしい。この人の名前は控えますが、イニシャルトークなら良いでしょう。Nさんです。

続いて私自身の失敗談。

私は今回、お見舞金にするか、お花にするか悩み、小池さんへ電話した。

「病室にお花を置くスペースってまだありますかね?」

と聞いた。

噂ではかなりの人がお見舞いに行っているようだったので、花で埋もれていたら困るなと思ったからだ。

すると、

「特にお花の印象はなかったからお花でも大丈夫じゃない?」

とのこと。

ではお花で確定し、たまたま同じ時間帯に行く予定だったアタミさんへ、

「少し遅れますが、お花を買って向かいます」

と連絡した。

いつもの熱海さんらしく、

「おっけー」

との返事。

そしてコンちゃんにお願いし、鎌倉で開店したばかりの友人の花屋まで車を走らせてもらった。

なかなか遠く、渋滞もあり、往復で2時間近く。

ようやく合流直前となった頃、すでに病院にいるアタミさんへ電話すると、

「ところで病院ってお花大丈夫なのかね?」

と彼は言う。

私はその発想が全くなかった。

「え?ちょっと病院の人に聞いてみてください」

と言うと、電話口の向こうから、

「えー、そうなんですか?ダメなんですか?」

という声が聞こえてきた。

どうやら病院側はNGらしい。

私が頭を抱えていると、アタミさんが一言。

「いや、俺もダメじゃないかと思ってたんだよ。」

私は思わず、大先輩ですが、

「だったらもっと早く言ってよ!(笑)」

ちなみに小池さんも、きっとまだ知らない。

私も知らなかったのだが、最近は虫や花粉などの関係で、お花の持ち込みをNGとしている病院が多いらしい。

続いて、同じタイミングでお見舞いに来ていた内田君。

湘南さんは現在かなり塩分を控えているらしく、病院食もなかなか淡白なものが多いようだった。

そんな中、ちょっとした楽しみに梅干しを少しだけつまんでいると。

湘南さんが、

「もっと塩分の低い梅干しが欲しいんだけどスーパー行かないと買えないんだ。院内の売店にはこれしか売ってなくて」

と現物を見せていた。

すると男気旺盛な内田君が、

「じゃあ買ってきます!」

と立ち上がった。

私も湘南さんも、スーパーまで行くなら20〜30分は戻らないだろうと思っていた。

ところが5分後。

内田君が笑顔で戻ってきた。

「買ってきました!」

そう言って差し出したのは、

さっき湘南さんが

「これじゃないんだよなぁ」

と言っていた、その梅干しそのものであった。

私も湘南さんも一瞬ポカン。

その後、二人で苦笑い。

内田君の頭の中でどのような変換が行われたのか、今でもよく分からない。

その後、

「スーパー行ってきます!」

と言って再び病院を後にしたが、その結末までは見届けていない。

ちなみに他にも強烈なエピソードを聞いた。

聞いた瞬間、

「それめちゃめちゃ強烈ですね」

と思わず笑ってしまったのだが、

「いや、それはさすがにコラムに書けません」

と私が即答したレベルである。

イニシャルトークすら危険な案件だったので、興味のある方は市場で直接聞いていただきたい。

なんだかんだで時間は過ぎ、私と内田君は湘南さんが梅干しやゆかりのふりかけを隠し持っていることが少し心配になり、

「病院に密告してこの個室部屋、家宅捜査してもらった方がいいんじゃないですか?」

と笑っていると、

湘南さんからは、

「余計なことしなくていい」

とのお言葉をいただいた(笑)

また、

「冷蔵庫が小さくて困る」

とも話していたが、

私がそれをコラムに書いたら翌日には6ドア冷蔵庫が病室へ届いてしまうかもしれないので、この辺にしておこう。

お見舞い中に私が、

「そういえば、お花を持ってこようと思ってたんですよ」

と話すと、

湘南さんは笑いながら、

「いやいや、気にしないで。花より団子だよ」

と言った。

すると私と内田君が、

「いや、でも団子は甘いからダメですよね?」

と返す。

すると湘南さんはニヤリと笑い、人差し指と親指で団子の形を作りながら何かを伝えてきた。

なるほど。

花より団子ですね。

その意味は皆さまのご想像にお任せしたい(笑)。

最後に、

「市場会員に何か伝えることありますか?」

と聞くと、

湘南さんはニヤリと笑い、

「首を洗ってまっとけ」

とのことだった。

何に対してなのかは聞いていない。

安買いしている買い人への宣戦布告なのか。

お見舞いに来ていない会員への警告なのか。

あるいは全員なのか。

真相は不明である。

ただ一つ言えることは、

湘南節は健在だった。

また市場でいつものように皆を笑わせ、困らせ、盛り上げてくれる日を楽しみにしている。

早く元気になって帰ってきてくださーい!

 

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